平成26年 最優秀賞 花柳 幸舞音
(平成26年5月27日(火)開催 定時会員総会表彰式にて)
この度は、名誉ある賞を受賞させていただき誠に有難うございます。
今、こうして、この場に立たせていただけますことは、沢山の方との出逢いと、お導きのお蔭と心より感謝いたしております。
御家元先生には、沢山の勉強の機会と経験の場を与えて頂きました。
幼少より師範までご指導いただいた亡き花柳幸衛先生には、踊りの基礎を丁寧に教えていただきました。大学卒業と同時にご指導いただいた亡き照奈先生には、作品への取り組み方や踊りを創り出す情熱を2年8ヶ月という短い時間でしたが濃密に教えていただきました。そして、寿南海先生には踊りは勿論のこと、人としてどうあるべきかを学ばせていただいております。 大学で御指導いただいた先生方、流派を越えた先生方、先輩方には、いつも励まし背中を押していただきましたことは、私にとって大きな心の支えでした。
舞踊家の家ではなく、一般の家庭に生まれた私が今日まで踊りを続けてこられたのは、舞台の上でキラキラと輝く踊りを観る度に“私もいつか、こうなりたい”と夢を持つことが出来たからだと思います。
輝きながら前を走る先輩方、共に切磋琢磨し時には助け合い支え合うこのとの出来る友人、夢を語り合う仲間…海のように広いお心と、お日様のように温かな心で私の歩む道を照らしてくださる寿南海先生。そして、どんな時も惜しみなく応援をしてくれる家族、全ての方に心より感謝いたしております。
これからも感謝の心を忘れずに、自分を律し、心を清く歩んで参りたいと思います。
何事にも未熟であり勉強不足な私ですが、御指導いただけますよう宜しくお願いいたします。
この度は、誠に有難うございました。